珍獣ラプラタカワイルカの人工保育
ラプラタカワイルカ(Pontoporia blainvillei)
ラプラタカワイルカ(Pontoporia blainvillei)
アルゼンチンで人工保育されているラプラタカワイルカの赤ちゃんです。生後まもないこのカワイルカは母親の育児放棄の結果、人工保育で育てられています。赤ちゃんカワイルカの人工保育例は極めて珍しくこの映像は学術的にも大変稀少です。母親の乳首に逆さまに吸い付く姿がこの映像からも想像できます。
人工保育では飼育員が交代で30分おきに授乳させています。
ラプラタカワイルカは南米アルゼンチンに流れるラプラタ川河口から海洋に掛けて生息しています。最大でも全長1.8メートル未満の小型種で、ラプラタカワイルカ科ラプラタカワイルカ属のモノタイプのイルカです。