レップジャパン ワールドリポート
マダガスカル
Republic of MADAGASCAR
魅惑の国マダガスカル。
熱帯性降雨林帯が海岸線に沿って細長く続く東部地区と、肥沃な高原性気候の中央高地、乾燥した低地平原がその殆んどを占める西部乾燥林地帯というさまざまな気候が混在する島国です。また南北でも気候が異なるため飼育に関してはローカリティによる飼育条件の差も考慮に入れてください。
写真1:東部沿岸地帯に広がる熱帯性降雨林地帯です。こんな森の中にパーソンカメレオンはいます。太い木は殆んど見られずローラスイ属の細い木々が密に重なり合います。
写真2:このような清流も湧水地からわずか数100mしか続かず、すぐに赤褐色に濁ってしまいます。そんな川原には多くのカエルやトカゲが集まり、水中には熱帯魚飼育でもお馴染みのレースプラントが揺らぎます。
写真3:この人々の手によって、さまざまな生き物が集められます。この草原には、カーペットカメレオンやネコメクサガエルがいます。しかしここに行くまでが大変で…。
写真4:一つ一つに給水排水設備を兼ね備えたストック場。採集されてきた生物はじっくりとここで体調が整えられ出荷の時を待ちます。日向は35度以上まで上がりますが、よしずのかけられたケージはひんやりと涼しく、しのぎやすいという印象をうけます。
写真5:首都アンタナナリボに程なく近い村Moramanga(安いマンゴーという意味)近郊から採集されてきた
美しいカエルMantella aurantiaca。
写真6:お馴染みノ・シベ島産のパンサーカメレオン。こんなに素晴らしい条件でストックされています。ご安心いただけましたか?